現在世の中には数多くの化学物質が存在しており、その数は150万種とも言われています。 その中で、工業薬品、農薬、試薬などの社会経済上有用な化学物質のうち毒性(特に刺激性、 腐食性など急性毒性)の強い物質が「毒物及び劇物取締法」で毒物や劇物に指定されています。 毒劇物は利用価値の高い反面、吸引や接触によって中毒になるなどの危険性を併せ持っており、また、毒物劇物による事件・事故が発生すると一般の人にも保健衛生上の危害が及ぶこともあります。 そこで、毒劇物を取り扱う場合は、「毒物及び劇物取締法」で様々な規制がされています。
毒劇物の貯蔵場所は盗難・紛失・漏洩・流出防止の措置が必要です。